風のしらべ

12/10/31

ekoちゃんがマレーシアから帰られた。

後ろ髪引かれる思いは如何ばかりかと、

二ヶ月余に及ぶ滞在の日々を重ねた…。

尻取りで「旦那です」を繋ぐ番に当たった。

旦那と言えばパトロンが思い浮かんできて、

近年の風潮から主人を指す言い回しなのに、

人間が古いのかこの言い方に馴染めない…。

損保の継続手続きをnetから済ませた。

Kを出町まで送った帰路に、

お支払いやお買い物をした。

Kのお夕飯が要らなくてラクをした。

12/10/30

椥辻のMさん宅に寄せて頂いた。

Kさんには午後からお待ち合わせした。

「冬瓜」「煮豆」「葡萄」を頂いた…。

「林檎ジャム」を拵えた。

「おこぜ」の唐揚げをした。

早速「冬瓜」をお吸い物にした。

椀種には有り合せのハモを使い、

吉野仕立てに土生姜を盛った…。

12/10/29

集会所のお掃除当番が巡ってきた。

何時もおトイレを担当している…。

兄の逮夜で「三・七日」だった…。

後から後からお参り下さるようで、

旬のお花を一杯お届け頂いていた。

月末で銀行に回って段取りをした。

「秋映・シナノスイート・シナノゴールド」の、

信州りんごの詰め合わせを頂戴した。

Kを宇治市役所に送って行った。

待っていなくても良かったので、

六地蔵に寄ってお買い物をした。

近鉄で帰ってきたKをお迎えに行った。

舞鶴で「木枯らし一号」が吹いた。

昨年より四日ほど遅いとのことで、

冬の訪れを告げる季節を迎えた…。

12/10/28

柔らかな雨の中「菫岩桐草」が咲いた。

岩桐草によく似合う優しい雨だった…。

「ペチュニア」「百日草」「トレニア」など、

夏のお花の冬越しを試みようと切り詰めた…。

「ちりめん山椒」を炊いた。

琵琶湖産の「モロコ」を炊いた。

netのお友だちからの朗報に沸いた。

「左頭の動脈の一本をお掃除…」と、

一週間前のお知らせでは吃驚だった。

今月末にはご自宅に戻られるそうで、

思い掛けない嬉しいニュースだった。

久し振りに若鶏の「すき焼き」をした。

どちらかと言うと四足が好きでない…。

東京の叔母から長電話だった。

12/10/27

「大文字草」に蕾が覗いた…。

酷暑を案じて目を掛けていた。

Hさんがお訪ね下さった。

Kに植え木の散髪をしてもらった。

「カップケーキ」を焼いた。

良く育った赤かぶが出回り始めた。

大きいのを買って早速に仕込んだ。

12/10/26

つい三〜四日ほど前のお話しになるけど、

白梅の盆栽に「杉苔」を植え付けていた。

見ると先日の雨ですっかり馴染んでいて、

今から根付く日に期待を寄せるのだった。

昨日のラジオの子守康範さんの番組で、

「ハヤシライス」が話題になっていた。

材料が揃ったのでお昼に拵えてみた…。

思い付いて月桂樹の葉を千切ってきた…。

えもいわれぬ香りがキッチンに広がった。

久し振りに「みみぷっら」が焼き上がった。

古いホームベーカリーの機能の確認のため、

バターロールの生地作りまでをセットした。

攪拌中に物騒な物音がして驚かせるものの、

この調子だと一次発酵ならアテに出来る…。

12/10/25

囲碁のご講師さまは真摯で熱く、

頂いたプリントに思いが書かれ、

お喋りをするなど以っての外で、

意欲的なお人柄を再認識した…。

探し物があって西友に寄り道をした。

ドラフト会議で「藤浪晋太郎くん」は、

地元の阪神tigersが交渉権を獲得した。

「さつま揚げ」を拵えた。

幻の化石燃料→「シェールオイル」が、

世界に革命をもたらせることになる…。

晩から弟が遣って来た。

12/10/24

早くも「水仙」があちこちに出てきた。

一重の「月下美人」に蕾が見えた。

一つの葉っぱから四つも付いた…。

朝一番に東堀川に行った。

川端通りの銀杏の「黄葉」に目を瞠った。

近親者にも心配ごとが湧いていて、

お見舞いには行けず仕舞いだった。

仕方がないのでお家にお送りした。

もう随分になる現金の送付方法だけど、

今でも「封緘紙」のことを思い出す…。

三枚ある封緘紙は封をする部分に貼り、

夫々の四辺に割り印を押すものだった。

送付は変更後お初では無かったけれど、

偶の送金をする度に懐かしく蘇える…。

大丸さんからも贈り物をした。

居間にホームコタツをセットした。

湯舟の温度を四十二度に設定した。

四十度未満だったのが嘘のよう…。

12/10/23

「ウィンターコスモス」「石蕗」が咲いた。

食卓用椅子のお布団を冬用に取り替えた。

一気に秋から冬モードに切り替わった…。

「喪中はがき」を視野に入れ始めた。

昨年は代理でAさんのを拵えたりし、

一昨年からこちら続けさまになった。

兄嫁が可愛らしいことを言われる…。

食卓に置かれたお写真に向かっては、

「只今」「TV観て」などと話し掛け、

兄を偲んで下さる様子に込み上げた。

「お元気そう…」と言いかけて堪えた。

家族にとってどれだけ心が寒いのかを、

自分自身が一番よく知っているからで、

元気に見えることが実はとても辛い…。

12/10/22

兄の逮夜で「二・七日」だった。

Sさまからお気遣いを頂いた…。

兄の家のお隣さんにご挨拶をした。

ミラクル調味料→「醤油麹」を仕込んだ。

話題の「塩麹」よりも旨味の成分が多く、

グルタミン酸が十五倍といわれている…。

12/10/21

Sさまが今年も六時半にお越し下さり、

「お鯖寿司」と「栗おこわ」を頂いた。

お町内の「秋季大祭」に参加した…。

ハッピの貸し出し&回収管理係りと、

お旅所での振る舞い酒のご接待など、

足洗い会ではお喋りに花を咲かせた。

お町内からも「おこわ」が配られ、

食卓がお祭りメニューで賑わった。

12/10/20

「お鯖寿司」を拵えた。

いじらしいロングランの「千日紅」は、

思い切ってドライフラワー用に吊った。

「百日草」ももっとロングランだけど、

まだまだスタンバイの蕾が上ってきて、

切り花にてもう少し楽しむことにした。

「寒菊」の幼苗を鉢植えにした。

「葉牡丹」の幼苗も鉢植えにした。

日がな一日お日さまに当たっていた。

「てっぱい」をメニューに添えた。

12/10/19

宇治に代理運転で付き合った…。

ガレージの前で朝市を開催中で、

地場の新鮮野菜と果物を頂いた。

帰路に開に住むKの兄上さま宅に寄って、

丹波で栽培中の「紫ずきん」を頂いた…。

お昼を過ぎると思ってお弁当を拵えていたので、

小野に新設の東山高校のグラウンド前で頂いた。

半パンのジャージ姿の生徒さんを追っていると、

一体これは何周目かと思うほど走りこんでいた。

兄姉がお休みなのでお線香を上げに寄ると、

ドアーを開けると同時に好い香りが漂って、

兄のお写真が一杯のお花に囲まれていた…。

椥辻のMさんがお越し下さっていた…。

予めちゃんとメモがご準備されていて、

「むかご」と「銀杏」をお届け頂いた。

12/10/18

今日からまた「囲碁」に通い始めた…。

都合でお休みをさせて頂いていたので、

ご講師さまのご配慮から補習を受けた。

午後は講義の無い自由な時間が有り、

ご一緒に如何とお誘い下さったけど、

用事など入っていてはと急ぎ帰った。

朝から雨だったので帰路も徒歩だった。

緩やかな登り勾配は一時間も掛かって、

遅いお昼を済ませて東堀川に出掛けた。

東堀川はお使い走りの用事であり、

帰路の大型店舗でお買い物をした。

12/10/17

「シノブ」という着生のシダ植物があり、

少し前に盆栽仕立ての真似事をしてみた。

思い出して取り出すと余りに恰好よくて、

これがあの引っこ抜いていたシノブとは、

豪く見映え良くなっていて目をすった…。

芽出しの「ネギ苗」をgetしていて、

使っていないプランターに植えた。

お水遣りの方法を検索してみると、

ぐったりしない限り不要とある…。

net徘徊のブログに「GGの〇〇記」があり、

不明花が縁で偶々訪れたページだったけど、

お花を咲かせたい苦労話の記録だけでなく、

小まめな更新に生真面目なご性格が窺われ、

随所に見られる楽しい文章運びも魅力的で、

今では目が離せない隠れファンになった…。

「あご出汁」で「おでん」を炊いた。

えもいわれぬ美味しさに鼓を打った。

12/10/16

何故にこんなにはらはら泣けるのだろう…。

余生をも一気に終えてしまった兄が哀れで、

逝ってしまったという事実が圧し掛かる…。

深まりゆく秋を謳歌するが如きに、

「石蕗」の蕾が葉っぱを押し上げ、

力強いエネルギーの一塊になって、

三十センチばかりも伸びてきた…。

打ち合わせのKを山科駅に送った。

序に久し振りのお買い物に回った。

五ヶ月振りになった歯科の検診だった。

八月にキャンセルをしているのだから、

一本や二本の虫歯を覚悟していたのに、

「綺麗に磨けていますね」と仰った…。

お待合のところで知人に遇った。

話しの内にお悪い様子が判った。

12/10/15

昨夜は八時台に就寝した…。

二男からのメールの受信後、

五時半まで再び眠りこけた。

今朝は「おはぎ」をおよばれした…。

昨日の内にAさんがお届け下さった。

濃い色の「不如帰」は一ッ足遅れ、

薄い方が今を盛りに咲いている…。

眉刷毛万年青」に蕾が覗いた…。

七月の末ごろに五鉢に株分けをし、

その内の二鉢なら上出来であった。

「カニサボテン」の短日処理を始めようと、

真っ黒の寒冷紗を三重にして覆ってみた…。

「何時までもお元気でお願い致します」と、

弟からの私達への労いのメールに咽んだ…。

12/10/14

告別式は十時から営まれた…。

多くのお方がご会葬下さった。

余るほどのお方が輿を担いで下さり、

親しいご友人さまらも収骨頂いた…。

12/10/13

お通夜はpm六時から営まれた…。

お位牌に「玄香」の文字が刻まれ、

墨を摺ると香り立つ意味だそうで、

書の心を極めた兄に相応しかった。

12/10/12

ご弔問客さまのご接待…。

12/10/11

ご弔問客さまのご接待…。

12/10/10

兄は呆気なく旅立ってしまった。

容態が急変して危篤状態に陥り、

本当に間無しの出来ごとだった。

一部ながら清拭に立ち会えた…。

好みだった紺色のスーツを着せて頂いた。

諸事情から遅い日程が組まれた。

ご住職さまが枕経にお越し下さった。

時節柄その後にお棺に収めて頂いた。

合掌

12/10/09

昨日の「アマドコロ」と「桔梗」は、

元気よく落ち着いている風であった。

避暑をさせていた「カニサボテン」は、

挿し芽からが増えて十二鉢にもなった。

陽に当てる時季が来ても場所がなくて、

取り合えず表の半日影に移動させた…。

お手作りの「バッグ」を頂いた。

マールブランシュの洋菓子で、

「カラメルリンゴ」を頂いた。

Kさんが絵手紙をお送り下さった。

何時もながら素敵にお描き頂いて、

季節の「キバナコスモス」だった。

兄嫁の帰りを待って一緒に出掛けた。

兄嫁を送ってからお買い物に回った。

最初の用事が長引いて夕方になった。

アンリ・シャルパンティエといって、

伊勢丹にある有名な洋菓子だそうで、

「バースディーケーキ」を頂いた…。

タイミングよく弟が遣って来た。

キャンドルを立てて歌を歌って、

遅くまでお祝いをしてくれた…。

12/10/08

「金木犀」が一斉に咲き始めた。

「花柚子」の成長を眺めていると、

青虫くんが十匹ぐらい見付かった。

昨日の枝払いの葉っぱを片付けた。

一昼夜では幾らも嵩が減らなくて、

市の大きな袋に三つほどになった。

鉢植えの「ダリア」を露地に下ろした。

その鉢に「アマドコロ」を移してみた。

露地植えのアマドコロは容易く抜けて、

以前から鉢一杯にして咲かせたかった。

挿し芽からの「桔梗」は何度も咲き続け、

立派に成長してくれたので鉢植えにした。

植木の片を付けてKと兄を訪ねた。

兄は今の環境をとても喜んでいて、

抗がん剤や放射線治療が無いので、

正常な細胞の復活に希望を抱いた。

12/10/07

兄は大きな変化もなく安定していた。

珍しくお部屋のテレビが点いていて、

習慣にしている「将棋」を観ていた。

午後からKは樹木の枝払いを始めた…。

「どんぐり」を二本伐ってもらったら、

さぁ〜っと風が通って奥行きが出来た。

長い間に「あやめ」の根が詰まり過ぎていて、

余程の気合を入れないと解れそうにはない…。

今日は手始めに端っこだけをバラすことにし、

植木鉢と露地とプランターにも分けて植えた。

12/10/06

差し入れを持ってお部屋を訪ねた…。

頼まれごとを聞いてお使い走りした。

招き屋根の下に細長い花壇があり、

「都忘れ」を専用に植えている…。

今年も株分け苗を植替えの予定で、

土を均し苦土石灰を施しておいた。

暫く日を空けるのが理想と思いながら、

都合が悪くなってはと一気に定植した。

お夕飯時にも兄を訪ねた。

中途から「ビッグダディー」を観た…。

このシリーズは何時から始まったのか、

今夜の放送も偶々チャンネルが合った。

再婚の子沢山同士の暮らしは凄まじく、

一年で別居に至った経路を追っていた。

12/10/05

「スキーをしているお姿しか浮かばない…」と、

ekoちゃんのメールに兄の印象が書かれていて、

遠い昔にご一緒した日のことが思い返された…。

私のスキーが好きなのも多分に兄の影響からで、

背の高い兄はその当時でも長い板を自在に扱い、

ロシニョールを殊のほか好んで愛用していた…。

代理運転で宇治市役所に行った。

帰路のスーパーでお買い物をした。

病院で落ち合った兄嫁を家まで送った…。

お夕飯にでも行こうかとKが言い出して、

兄嫁はこんな時間が久し振りだと喜んだ。

今日は兄の足のお爪切りをした。

シネマスペシャル「手紙」を観た。

12/10/04

切り戻していた「桔梗」が咲いた。

こんな秋口までも健気であった…。

明日のゴミの日に出そうと思って、

お花の咲いている青紫蘇を抜いた。

毎年こぼれ種からを続けていると、

葉っぱが段々硬くなるのだそうで、

来年は新しい種を蒔こうと思う…。

マレーシアのekoちゃんからお電話を頂いた。

宇治のご自宅かと思うほど近くに聞こえた…。

兄が「此方の介護は別格だ」と言って、

本当に人間らしくお世話下さるそうで、

緩和ケアに入れて頂けて安堵だった…。

病室では先客さまらと入れ違いになった。

お三方さまがお別れに来て下さっていた。

帰路に寄ったお買い物先でSさんに出会った。

囲碁の同期の方でお休みをお気にして頂いた。

12/10/03

鉢植えの「竜胆」が咲いた。

数度目の「マーガレット」が咲いた。

思いっきり刈り込んでしまったので、

こぢんまり鳴りを潜めるようだった。

東側の「金木犀」の所々に蕾が乗った。

ガレージにまたフンが落ち始めていて、

よくよく目を凝らして見上げていると、

小さな青虫くんを一匹だけ見付けた…。

兄は午前中に緩和ケアに移っていた。

また此処の担当医さんに呼ばれた…。

12/10/02

白に遅れて赤い穂紫蘇が咲いた。

増えて今年は随分になったけど、

お花を撮りたくて育てていた…。

信号待ちで掛けた縁石の足元を見ると、

銀鼠色の「芒」が穂を出し初めていて、

雨後の乱反射の街並みを秋色に染めた。

兄嫁と緩和ケアの審査を受けた。

面談は一時間半ほどだったけど、

本人にそれなりの覚悟が要った。

担当医は牧師さんのようだと、

とてもいい前評判だったのに、

私には悪魔のように思えた…。

悪魔に唆された私は悪魔になることを決め、

兄にこの病気の治らないという告知をした。

Sさまが晩からお越し下さった。

Kと三人で遅くまで話をした…。

12/10/01

「不如帰」の先端に蕾らしきが乗った。

濃い色と薄い色の二種類を育てていて、

まだ小さな蕾の内から競演が始まった。

大物洗いが乾かない内に降り出した。

てっきり日本晴れの予想が外れた…。

お向かいのTさんに「挿し芽がお上手…」と、

確か五月ごろに頂いた小枝が育ってきていて、

雨上がりに見回った際に蕾らしきを見付けた。

お町内のお役の方が集金に見えられ、

実お姉上さまのご病気をお伺いした。

どちらのご家庭にもご心配事があり、

私方の兄の容態もお尋ね下さった…。

雨は大丈夫らしいのでお出掛けした。

帰路にちょっとだけ病院に寄った…。

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